シルクロードの後の長い歴史

横笛に魅せられるまで、西川浩平氏はフルート演奏家でした。フルートという楽器は、今でこそ金管ですが、かつては木管、そのもっと昔をたどれば、動物の足の骨などで作られていたというのですから、フルートの歴史というのはものすごいのですね。

リードを使わずに直接管に息を吹き込んで演奏するという視点から見ると、フルートの歴史は4万年前にまでさかのぼれるのだそうです。はっきりしたことは言えないのですが、紀元前後にインドあたりで今のフルートにやや近い形の楽器が使われ始め、それが中国に入り、シルクロードを経てヨーロッパには行ったらしいのです。もっとも、日本の方が横笛については歴史がずっと長いそうです。

今のフルートに近い楽器が出てきたのは1800年に入ってから。案外と最近のことなのですね。現在ではいろいろな種類が出てきていて、入門者用のかなり廉価なものから、世の中に二つとない特注ものまで、シンプルな造り、あるいは贅を尽くしたものと、それぞれのレベルと好みに合わせて材質そのものから選べるようになっています。

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