フルートに魅せられて
世界の横笛奏者と言っても過言ではない西川浩平氏は、小学校の半ば頃に初めて楽器というものに触れたのだそうです。それもピアノを習っていたお姉さんの後について、バイオリンを始めたとのこと。けれどもあまりおもしろくなかったのか、1年半程度で止めてしまうという結末。著名音楽家の若い頃によくある、幼少の頃からピアノを…という物語とは少し違うのです。
その後再び楽器を手にしたのは中学に入ってから。ブラスバンド部に入ってすぐにアルトサキソホンの担当を任されたことから、楽器に対する熱い思いが再燃したのですね。
ある時フルートのやさしい繊細な音色に魅了されるのですが、ブラスバンド部では女子がフルートを担当することになっていたので、別に個人的にレッスンを受けることにしたそうです。それもフルート界で有名な林リリ子先生に師事することができ、先生が病気で急逝されるまで4年間、貴重な時間を指導してもらえたという、恵まれた時間を持った西川浩平氏でした。